ADSL導入記録


最近、xDSLの普及にともない重いWEBサイトも多くなりましたね。
  (ISDNではつらくなってきた)
そこで、そろそろ高速な回線に替えて見ることにしました。
利用しているプロバイダなどのセットタイプなどがお得で簡単なのですが、私の場合は、ドメインを取得した
プロバイダが別のため、そのプロバイダのタイプの回線を引くことになりました。
NTTのフレッツADSLでした。

それでは、開通までの道のりをお話しします。


ある夜ひらめいた! FAXの回線でADSLを引けばいいんだー
私の場合、TAを使って3つの電話番号をもらっていたのでアナログ回線に戻すと大変めんどう
な事になるので、今まであきらめいてました。 (フレッツISDN止まり)
しかし、家にはもう1回線あった事をいままですっかり忘れていました。
一時は、専用で設置することも考えていました。 (月額使用料金が割高 音声通話出来ない、)

そして、すぐにNTTのサイトで申し込みしました。 内容として モデム、スプリッタ=レンタル  屋内工事=自分
早い、翌々日にTELがあり、10日後の工事に決まりました。しかし、接続出来ない可能性が高いと言われてしまった。
交換局との距離で速度が落ちるとは、よく聞きますが、つながらない事もとは・・・
距離的には直線では2kmほどなのですが、電話線だと結構遠いみたいです。
つながらない場合、速度が出ない場合は、元にもどせるそうです。 (しかし、ADSL工事代金はとられます。)
モデムもレンタルだからやるだけやってみる事にしました。
それから数日して接続CD−ROMなどが入った郵便とモデム、スプリッタが宅急便で届いた。
うーん、あとはルーターだけかー しかし、接続出来ない場合を考えると買えませんでした。

詳しくはNTT東日本(ホントのNTTのページ)を熟読してください。
  最近、代理店 取次店などが多くて解りづらいので・・

接続CD−ROM、説明書 モデム、スプリッタ



そして、工事日 TELだとPM5:00に終わると言っていたが、家にAM9:30ごろ用事で帰ってきたら、FAXで
工事完了しましたと、イタズラのような書き方で入っていました。
早速、仮接続してみました。(即、お仕事終了 (^_^;)  )  NTTのテストサイトにはすんなりとつながりました。
速度テストで800kb程度でつながっているようです。

仮接続中 



早速、近くのPCショップでルーターを購入してきました。 つないで今度は、自分のプロバイダーに接続してみました。
つながらない。 よく考えると契約を替えないとだめみたいです。 そして、オンラインで契約更新! 
しかし、契約の適用は来月になってしまいました。  (つなぐ場所がないのだー)
NTTのテストのサイトはほかのサイトにはいけないようになっていた。

I−Oデータ NP−BBR 実売¥14000前後


ドメイン所得と同時に接続の契約もしていたが、まだ、連絡は来ていなかったので事実上接続不能となってしまった。

配線をISDNのルーターに戻して無料プロバイダーを探したが、ADSL接続はどこも有料でした。
やむうえずにプロバイダーゼロにオンラインサインアップしました。(大抵、新規の場合は即接続できるからです。)
配線をまたADSLルーターにつないで再度接続  うまくいきました。 しかし、感動するほどは、早くなかったです。
そして、こんどは、ルーター、ハブなどを最終設置して終了 ・・・  とはいかなかったみたいです。
急に遅くなってしまった。 接続先の混雑とは思えないほど遅い! ISDNの24倍遅い! (計測していないけど)

よく見ると、 LINE LINKのREDが点滅している。 説明書を見ると、電話線が外れているなどの、ライン
関係のエラーの様だ。  ノイズ? まさか・・  しかし、回線ジャックから5mのケーブルを使っていたので短くしてみた。

この真後ろはACアダプターの山 LINE LINKが点滅のまま


結果として長いケーブルもそうだが、ISDNルーターの上に置くと必ず接続不能になる事がわかった。
そして、モデムは、回線ジャックの前に設置してとりあえず解決した。

回線ジャックの目の前の青焼き機の上に仮に設置(黄色のコードがLANケーブル)

ISDNとは相性が悪いと言われているが、このまま共存していけるのかすこし不安になりますなー。
今回の事はおそらく、ノイズ関係が大きいと思います。

対策としてモデム電源、LINE、などには、ノイズフィルターを付けて、モデムにしっかりとアース工事をしました。

教訓として
モデムはノイズの影響の受けにくい場所でLINEコードは出来るだけ短く。しっかりとしたアース工事
(電話線を短くした分、LANケーブルを長くして配線したほうが、ノイズの影響はかなり改善されるはずです。)
ADSLの工事前にADSL接続環境を作っておく。 (大体のプロバイダーはADSLのプランでも普通のダイヤルアップ
  接続が可能なようです。)

なんだかんだ言っても、早いです。 特にストリーミング再生ではISDNとは比べ物にならないくらいの画質と
こま落ちしないスムーズな再生! 常時接続のためIEの高速起動がすばらしいです。
(とはいっても改造バカ一台程度しか見ない)

さらにレジストリをいじって高速化 

簡単にレジストリ編集出来るDr.TCPというフリーソフトがあるのでためしてみました。
Windows98の場合、初期状態でMTUが576、RWINが2144になってるが、これはモデムに最適化されている数値なので、
広帯域640kbps以上のDSL用には
MTUを1454
RWINを16384
1.6MbpsのDSL用にはRWINを32768
に書きかえると良い。
とのことです。手順としては、
DrTCPのページからをDRTCP019.exe(現在最新)をダウンロードして起動させると
下記の画面が画面が表示されるので

  Adapter Settings     PPPoEクライアントを選択
  MaxMTU           1454を入力
  TTL              112を入力
  Tcp Receive Window   1.6Mbpsの場合は32768    640kbpsの場合は16384を入力
  
  Applyをクリック        

  Windowsを再起動

Dr.TCP

初期値に戻したい場合は、Dr.TCPを起動して初期値を入力(空欄にする)して、Applyを押せばデフォルトに戻すことが
出来ます。 
詳しくは、このページににも載ってます。
残念ながら私の環境では、あまり体感できるチューニングにはなりませんでしたが、かなり向上したという方が多い
ようなのでためす価値は大きいと思います。

現在、下りで平均600kbps(xDSLでは低速) はるかにISDNよりは快適ですが、いろいろと試して速度向上計画中です。

(最近、突然速度が上がりました。光ファイバー網のつなぎとはいえ、多少は、改修してるのかな?02/02/01現在 920kbps)


速度測定はここで出来ますヨ!


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