HDDのフォーマット

  
結構、1度や2度やっても時がたつと忘れてしまう物ですよね。

まずは、自作PCなど新規に1台作成する場合にHDDを使える状態にする行程を紹介します。
増設の場合はWINDOWSからのFDISKの実行も可能ですが基本的にはDOS上から行うのが
普通ですのでDOSでの説明で進めます。

MS-DOSでFDISK

新ドライブをMS‐DOSからFDISKを行ったあとフォーマットします。
MS-DOSの起動ディスクまたはWindowsの起動ディスクでまずはDOSを起動してから

A:¥>FDISK  

(写真はWindowsMe のDOSプロントなのでドライブがCになっていますが、FDから起動の場合はA:¥>になります。)

まずはこの画面で「大容量ディスクのサポートを使用可能にしますか」と聞かれる。これはHDDをFAT32で
ファイル管理システムでフォーマットするかFAT16という古いシステムになるが、これはひとつのドライブとして
認識できる領域が2GBまでという制限がある。 2GB以上のHDDを利用するならFAT32を利用する。FAT32が
利用できるかどうかはOSのバージョンで決まる。

FAT32‐‐‐ひとつのドライブとして認識できる領域のサイズは2TB(テラバイト)

Windows95 OSR2以降、Windows98、Meなど

FAT16‐‐‐ひとつのドライブとして認識できる領域のサイズは2GB(ギガバイト)

Windows95 OSR2以前のWindowsなど

Windows95 OSR2以降の場合は通常はYesなのでYでリターン

MS-DOS領域または論理MS-DOSドライブを作成を選ぶ。

1を入力してリターン
注意!
増設した場合は、5番を選択してハードディスクを増設ドライブに変更してください。
そうしないと既存ドライブがパーになります。
  増設する場合はココ!

起動ドライブの作成なので基本MS−DOS領域を作成の1番を選択してリターン

終了したら2番を選択してリターン
アクティブな領域に設定します。

FDISKを終了して再起動して


再起動後に

A:¥>format c: /s    リターン  (このスイッチはシステムを転送しろと言う意味です。)

万が一、メモリ不足になってしまったらスイッチなしで

a:¥>format c:
だけでもいいです。 sysコマンドであとから入れてもいいです。(入れなくてもFDから起動してインストールすれば良い)

フォーマットが終わったらOSのインストールですがWin98SE以降なら起動ディスクにCD−ROMドライバーが起動時
に組み込まれるので簡単にインストール出来ます。
Win98SE以降のマシンを持っていて2代目を作る場合はその起動ディスクを使えば簡単です。
注意  最初のマシンは使えなくなります。 (著作の問題で)

良く聞かれるのがUPグレード版の場合古いOSをインストールしてからUPグレードしなければならないのか?
それは大変なんで・・   
そうですね。 Windows95UPグレード版の場合はまずMS−DOSそれからWindows3,1そしてWindows95という
事になります。 Win3,1がFD版(この頃はFD版を買う人も多かった)の場合はDOSと合わせて50枚以上のFDを入れ替え
てインストールする事になります。 (半日コースになってしまう)
その場合はWindows95の起動ディスクから起動して95のディスクだけでインストール出来ます。
インストール途中でアップグレード対象のFDまたわCDROMを入れろと言われますので言われた通りにすればインストール
出来ます。 98,Meなどもそうです。

Windows95などは起動ディスクにCD−ROMドライバーがはいっていないのでconfig.sys autoexec.batに組み込まないと
CD−ROMからインストール出来ません。 (DOSでCD−ROM、MOなどを認識させる)

ざーと 書きましたが順番に確認しながら作業してください。